病室・居室見守りシステム

 ごらんの図は、フロアスタンドのフードの中に「24GHzレーダAIセンサ」や「ToF方式状態モニタセサー」を装備して 〈心拍数〉、〈呼吸数〉のモニタリングや、患者の状態変化を優しく見守るシステムです。
 画像は一切出力も記録もされず、プライバシーを保護した上で行動分析のビッグテータに使えることを目的に「人をさりげなく見守るシステム」として要素技術開発を進めています。

 この2020年は新型コロナウィルスで大変な年となってきました。このような中で私たちは、軽症隔離患者や、待機中の人たちのための「見守りシステム」に「非接触物体センシング技術」と「AIデータ処理技術」が大きく役立つと信じてシステム開発を進めています。
 とくに「非接触でストレスをかけず」、「画像は送らないプライバシー保護」の両立が特徴です。

 テクノアクセルネットワークスではこれまで「自動車関連メーカ」と協力してドライバや乗員の安全を見守るための「心拍数」や「呼吸数」の非接触スマートセンシング技術開発を進めてまいりました。
 この実績に加えさらに「骨格座標位置」センシングを融合して、得られたデータを「AIデータ処理技術・判定」することで「体調変化」「在室確認」「状態異常」などをモニタリングすることに取り組んでいます。

 ドライバーの体調を見守り安全・安心を提供する非接触の生体センシングは、名刺より小さいサイズの「24GHzMIMOレーダーセンサー」の開発に成功されたサクラテック株式会社さまの協力を得て、生体センシングの技術開発に取り組みました。
 反射波解析によってドライバー胸部の「呼吸数」「心拍数」微細な変化をモニタリングしています。

 ごらんの画像は、このレーダセンシング技術を用いて、ドライバや同乗者の呼吸数と心拍数を測っているところです。
 ここではクルマに乗る人の安全を見守るためのものですが、この技術は、病室の患者さんの見守る応用にも大いに期待できます。

 スマートセンシングでは、ドライバーの「心拍数」「呼吸数」は、【居眠り:Vx】【漫然:Fx】【脇見:Fz】と関数化し、独自の法則による「Fusion演算」と「AI判定アルゴリズム」によって、それぞれの判定を導いています。
 これらの技術は、川崎医療福祉大学さま、岡山県立大学さま他から、開発のご協力ご指導をいただきました。

 これは具体的にレーダによるスキャンで、複数人の位置と距離を検出している動画です。
 ごらんのように、左側に移っている4名の人の状態を右の画面でモニタリングしている様子がよくわかります。

 本システムの原アイデアは、「高齢者ケア現場」や「病室における患者の在室確認・心拍・呼吸確認の補助機器」として大いに期待されています。
 いずれも非接触で人にやさしいことをもコンセプトとして大きく期待される分野です。