【要素技術】非接触HMI
テクノアクセルネットワーク社ではクルマのドライバーとすべての同乗者の「安全・安心・快適」を目指した新しい非接触生体モニタリングシステムを開発しましたのでご紹介いたします。
ここでご紹介するのは、AI検知付きイメージセンシング、いわゆる、「広角ノーズカメラ」を使って「近赤外線イメージセンサ」で取得したデータを、ワンチップAI認識デバイスでデータ処理をするクルマの業務用ドライバモニタの開発例です。
このシステムは、人・同乗者の動態検出するキャビンモニタカメラと、心拍数・呼吸数からレーダモニタにて心拍数・呼吸数など居眠りなどを推定するデータをすべて非接触で検出し独自「Fusion演算とAI判定アルゴリズム」によって「人を見守る!」システムを実現しています。ドライバの顔の動きや目の動きを識別して、眠気や脇見を検知し、警告音を発します。

「Fusion演算とAI判定アルゴリズム」によって判定された結果は、「サウンドメッセージ」や「モニタ表示」「LED表示」などドライバーに不快感なく警告するシステムも開発しました。

ドライバーの体調を見守り安全・安心を提供する非接触の生体センシングは、名刺より小さいサイズの「24GHzMIMOレーダーセンサー」の開発に成功されたサクラテック株式会社さまの協力を得て、生体センシングの技術開発に取り組みました。
反射波解析によってドライバー胸部の「呼吸数」「心拍数」微細な変化をモニタリングしています。

ごらんの画像は、このレーダセンシング技術を用いて、ドライバや同
乗者の呼吸数と心拍数を測っているところです。
スマートセンシングでは、ドライバーの「心拍数」「呼吸数」は、【居眠り:Vx】【漫然:Fx】【脇見:Fz】と関数化し、独自の法則による「Fusion演算」と「AI判定アルゴリズム」によって、それぞれの判定を導いています。これらの技術は、川崎医療福祉大学さま、岡山県立大学さま他から、開発のご協力ご指導をいただきました。


次に紹介しますのは、AI物体位置検知カメラによる物体の存在検知ですこのこの小さなケースの中にドライバモニタの回路が全部入っています。小型軽量化に成功しました。
AI動態検知用カメラにはオムニビジョン社のRGB/IRイメージセンサを採用しています。ドライバの顔の動きや目の動きを識別して、眠気や脇見を検知、警告音を発します。
今や、AI画像認識は小さなワンチップデバイスで実用化する時代です。このIC一つで、クルマや人、ペットボトルなど最大数十種類の物を識別できます。