モビリティ・データ・ロガー(TCU-2B)
Mobility Data Logger(TCU-2B)

 1.はじめに
 本ユニットは、主に自家用車、大型車、2輪車、走行ロボット、ドローン等の移動体に搭載しやすい小型化することで、カメラ、レーダー、GPS、加速度、バイタル等の搭載された多様なセンサからの情報を収集し、これらの情報をタイムスタンプにより時間同期させたデジタルフォーマット化し、CSVやJeison形式でデータを出力するとともに、高性能・省電力な組込みコンピュータにより、各種のノイズフィルター、画像処理、信号処理、AI認識等をリアルタイムで実行可能としたものです。

 2.概要

 本ユニットは、車両に装着してGPSによる時刻・位置情報、前方カメラ映像、車両情報、走行状態、ドライバの姿勢操作映像、心拍数等の生体情報を記録するユニットです。
 計測データは5分単位でセンサごとにファイルとしてリムーバブルSSDに記録されます。そのデータはPC上でタイムスタンプ同期をとり、GUI画面に表示されます。データは内蔵WiFiによりサーバに送出も可能です。
 AI物体認識エンジンも付加しており、オプションとして機能追加の対応が可能です。
 形状は右上写真に示したプロトタイプ基板を1枚化して、右下写真のセンサ・インタフェース基板と重ねて筐体に入れます。12V駆動で、実車容易化のためにバッテリを内蔵します。

3.構成例

 各種センサーを本モビリテイロガーに接続した構成例を示したもので、ドライブ・ドライバ関連データ収集ロギングスシテム構成例を示します。

(1)モビリティ・データ・ロガーシステムはセンサー装着で以下の取得した情報が記録可能です。
     ・GPSによる時刻・位置情報
     ・前方カメラ映像
     ・車両情報
     ・走行状態
     ・ドライバの姿勢操作映像
     ・心拍数等の生体情報

(2) 計測データは5分単位でセンサごとにファイルとしてリムーバブルSSDに記録が可能です。

(3) そのデータはPC上でタイムスタンプ同期をとり、GUI画面に表示
     ・データは内蔵Wi-Fiによりサーバに送出も可能です。

(4) AI物体認識エンジンも付加し、オプションとして機能追加の対応が可能です。

(5) プロトタイプ基板を1枚化して、右下写真のセンサ・インタフェース基板と重ねて筐体に収める。

(6) 12V駆動、実車容易化のためにバッテリを内蔵しています。

(7) HMI(Human Machine Interface)としては、音声認識を組み入れたものも準備しています。

※データ・ロガーシステム(音声認識込)(型名:ML1A-S)、1式
・参考アカデミア価格:\1,242,000円(税込)